観光を楽しみながら好きなチーズを食べたいなら、日帰りバスツアーがあります

チーズは料理に、つまみに、お菓子にといろいろな姿で私たちを楽しませてくれます。そのチーズを産地のできたての味やプロの料理で楽しむ1日はいかがですか?以前より身近になったワインの最高のお供でもあるチーズ。

最近ではチーズ教室やチーズ専門店も増えてきました。旅の楽しみを味わいながらのんびりバスに揺れられて行けるのはとても便利です。それではどんなチーズの旅にするかを決めましょう。関東圏でみてみます。

季節の味でチーズを味わう

食欲の秋といえばチーズフォンデュやラクレットですね。山梨県にある「ハイジの村」は複数のバス会社がお奨めするコースがあります。(例;トラベックスツアーズ、オリオンツアー、はとバス)なにしろバイキング形式ですから心ゆくまで食べられます。

またバイキングメニューには山梨特産のほうとうや、地元の新鮮な野菜を使ったおかずも用意されていますから、大好きなチーズの合間に地元の味を楽しんだりあっさりしたおかずをいただけるのはまたありがたいです。メニューは時期によって異なるようですが、スイスということでチーズフォンデュかラクレットはメインの1つとして常時あるようです。

その他にもチーズリゾットやチーズグラタンなども楽しめるようです。かなりリラックスした雰囲気で食べられるようです。因みにこのあたりには「自社農園ハイジの野菜畑」があります。これは「無駄を出さない努力をしよう」というコンセプトで2010年から山梨県内の休耕農地を利用して安心・安全な野菜を作っているスペースです。

いろいろなチーズ料理を食べたい

涼しくなってくるとホテルのレストランで季節限定のチーズフェアやスイスフェア等を開催することがあります。そこに目をつけたのがはとバスです。2018年秋のお奨めコースが「チーズがいっぱいランチビュッフェと成田山新勝寺・東京ドイツ村」です。

インターナショナルガーデンホテル成田 の「前菜からデザートまでチーズ尽くしのシェフ特製ビュッフェ料理」とうたっている通り、いろいろなチーズ料理を食べたいなら是非とも行きたい日帰りツアーですね。

ホテルのレストラン。そのクオリティーを考えると1品1品味わいながら、是非とも全種類を食べたいですね。コース概要にはラクレットをあげていますがメニュー例を見ると、南瓜とクリームチーズのサラダ、ゴルゴンゾーラチーズのムース、バジルチーズポテト、茸とグラナパダーノチーズのフリッタータ、さつまいもと栗のカッテージチーズサラダなど、そのチーズの種類と料理のバリエーションに心が躍ります。

チーズといえばチーズケーキでしょう

チーズをスイーツで楽しみたいなら八ヶ岳チーズケーキ工房(オリオンツアー等複数バス会社)やチーズガーデン那須本店(例;HIS)を訪れるバスツアーがあります。八ヶ岳チーズケーキ工房は手作りチーズケーキが一番有名ですが、チーズの製造過程が見られたり、ひょうたんのような形をした手作りの「カチョカヴァロ」も訪れた人たちの目も楽しませています。

チーズガーデン那須本店では御用邸チーズケーキやNASUWHITEフロマージュブランなど上品な味わいのお菓子が複数、澄んだ空気の中で並んでいます。

自分に合ったバスツアーを見つける

チーズを楽しむバスツアー。まず思いつくのは観光バス会社ですね。フォンデュやチーズケーキなど目的のキーワードですぐに見つかります。「観光バス」にこだわらず旅行会社でも日帰りツアーを多数開催しています。地元から行ける発着駅から探すのもいいですが、時には地方に旅行にフリーで出かけた際に、現地の旅行会社の開催ツアーに参加するのも楽しいものです。

例えば北海道旅行。チーズが好きならこれは是非とも現地で堪能したいですね。チーズがかなり好きになった方ならチーズ教室に参加してみたりチーズ専門店に行ってみるといいでしょう。講師やお店の人は常に研究を続けていますし、日本で作っているおいしいチーズの仕入れ先の調査や新しいチーズの作り手情報に常にアンテナをはっています。

そこで講座の参加者や店の常連さんなども一緒にプライベートツアーを組んで出かけることがあるのです。これはかなりのこだわり日帰りツアーになること間違いなしです。例えば北海道札幌にある「チーズの店 コンテ CONTE」さんではどうやら札幌発の素敵なツアーを開催されたようです。

十勝千年の森・ランランファーム見学、十勝ラクレット共同熟成庫見学、ありがとう牧場しあわせチーズ工房見学と、チーズ専門店の方ならではの素晴らしいコースですね。こういったチーズ三昧のツアーは一般のバス観光では滅多に見つかりません。

チーズで後悔しない日帰りツアーにするには

殆どのツアーではチーズを堪能する以外にいくつもの訪問地を用意しています。その為目的のチーズの時間も楽しみにしていた分だけ本当にあっというまに時間が過ぎ、出発時間になります。他のお客さんもいますから集合時間は守りたいですね。

そこでお奨めしたいのは軽い下調べです。例えばスイーツのチーズ工房に行く場合、滞在予定時間、試食があるのか、喫茶コーナーがあるのか、お土産コーナーの有無、あるならどんなものがあるのか、といった点です。

これでお土産を買う時間がなくなってしまってバスの中と帰った後の楽しみが1つ減ってしまった!という悲劇は避けられますね。ホテルのグルメバイキングなどの場合も、そのホテルがチーズ工房や酪農家と提携していてちょっとしたショップがあるということもあります。

そんなチーズのお土産は幸せですね。

具体的にはHISの日帰りバスツアー「那須アルパカ牧場と炎のビュッフェ「Mekke!」&あしかが450万球の《光の花の庭》」のツアーでは、チーズガーデン那須本店の目的は「那須の大人気お土産店」となっています。《参照元:日帰りバスツアー新宿発

つまり昼食の後、お土産を買う時間として約30分時間が取ってあることをチェックしましょう。やはりここで買うお土産候補は事前に決めておいたほうが心のゆとりを持って楽しめますね。

花火を見学する日帰りバスツアー

その他のチーズのための準備

バスツアーの良い所は重い荷物を持って長い間移動する必要がないというところです。チーズをお土産に買って帰る予定なら保冷バッグや発泡スチロールの容器などあるとかなり便利です。そして帰りのバスの中でもチーズをつまんでみたくなりますよね。

そんな時準備万端にしておくにはパンやクラッカーを持参することです。チーズは案外たくさん食べられないものですし、まずはチーズそのものの味を楽しんだら今度は「カナペ」にして食べると2度おいしいです。チーズがテーマの日帰りバス旅行。

チーズやワインが日本にどんどん定着し、またまさに両者とも日本産のクオリティーの高い製品がどんどん生まれてきています。それと共にチーズがメインのバス旅行ももっとバリエーションが増えてくるはずです。気に入った場所が見つかったらリピートする楽しみもできますね。

投稿日: